海藻や刺胞動物の群体などに付着して生活している。しばしば養殖施設や定置網等に大量に付着することで破損を招いたり、施設とともに移動し外来種として持ち込まれる種類もいる。
一般的なワレカラ類の体制について:ワレカラ類の体の部位の名称や雌雄判別などを簡単に解説しました。同定時などに参考してください。
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イクビワレカラ
Paracaprella crassa Mayer, 1903 -
ヒメワレカラ
Hemiaegina minuta Mayer, 1890 -
トゲワレカラモドキ
Caprella scauroides Mayer, 1903 -
トゲワレカラ
Caprella scaura Templeton, 1836 -
マルエラワレカラ
Caprella penantis sensu lato -
ツガルワレカラ
Caprella tsugarensis Utinomi, 1947 -
ホソワレカラ
Caprella danilevskii Czerniavski, 1868 -
キタワレカラ
Caprella bispinosa Mayer, 1903 -
クビナガワレカラ
Caprella equilibra Say, 1818 -
オオワレカラ
Caprella kroyeri De Haan, 1849
<参考>
・竹内一郎(1995)ワレカラ亜目. In; 西村三郎. 原色検索日本海岸動物図鑑[II]. 保育社, pp.193-205.
・細野隆史・桜井泰憲(2006)水産施設に汚損生物として出現するイバラワレカラ Caprella acanthogaster (甲殻綱:端脚目)の生活史. 水産増殖(Aquaculture Science), 54 (1) , pp. 107-114.
・WoRMS - World Register of Marine Species - Caprellidae Leach, 1814. 最終閲覧日2021年12月25日.